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スマートフォンを活用した、新たな車両管理方法とは?

 「車両管理」と一言聞いて想像される内容は、安全管理や事故削減といったような「運行管理」

であったり、コストやルートの最適化といったような「動態管理」であったり、と人それぞれの立

場によって異なるのではないでしょうか。

 今回は、スマートフォンを活用して車両管理をDX化する、新たな「車両管理方法」について

解説いたします。


目次[非表示]

  1. 1.新たな車両管理方法が求められる背景
    1. 1.1.社用車の管理・利用の実情
    2. 1.2.社会情勢の変化によるDXの推進
  2. 2.新たな車両管理方法とは?
    1. 2.1.導入のメリット
  3. 3.まとめ


新たな車両管理方法が求められる背景

社用車の管理・利用の実情

 社用車管理は、車両の予約や鍵の管理、運行記録、日常点検記録、アルコールチェックなど法令

に準じた、多岐にわたる管理業務が不可欠で、車両を利用する運転手や管理担当者にとっては、

大変煩雑で手間のかかる点が課題と言えます。

 例えば、社用車の鍵の受け渡しのためだけに、オフィスに立ち寄る必要がありますし、それぞれ

の管理業務で入力や管理方法が「手書きの帳票」「エクセル等のアプリケーション」「専用シス

テム」というようにバラバラであるため、それらを統合して管理・分析するには、膨大な業務コス

トが発生します。


■お悩みの例

鍵を受け取りに行ったのに、まだ鍵が返還されていない
車両の予約が、社内で共有している「スケジュール管理」に入力されていない
ホワイトボードに書かれていないので、今、誰が運転しているのかわからない
鍵の管理が大変
運行記録の記入や取りまとめが面倒


社会情勢の変化によるDXの推進

 昨今の社会情勢による働き方の変化に合わせて、経済産業省やデジタル庁などの推奨もあり、

様々なビジネスシーンにおいてDX化が進んでおります。社用車の利用方法や管理方法について

も、アルコールチェックの義務化などの動きもあり、DXを推し進め、効率的な運用が求められる

分野といえます。

 特に、新型コロナウイルス感染症拡大により、人との接触やオフィスへの出社が制限される中で

は、非対面・非接触による鍵の受け渡し、車両管理のデジタル化等、新たなサービス提供が求めら

れています。



新たな車両管理方法とは?

 上述の背景を踏まえた、新たな車両管理方法とは、車両利用者のスマートフォン一つで車両予約

や点検結果等の記入から車両のドアの施錠/解錠までを完結でき、それらの情報全てが管理者側の

クラウトサーバー上で一元管理できるものです。

 この仕組みは、株式会社東海理化が展開している「 FREEKEY  社用車予約」と呼ばれる鍵を軸に

した新しい「車両管理方法」であり、三菱オートリースは2022年7月より、同社と販売代理店契約

を締結し「FREEKEY  社用車予約」の提供を開始しております。

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導入のメリット

運転手

スマートフォン一つで、アルコールチェック結果や日常の点検結果の入力、

車両の鍵の管理・解施錠、利用終了処理などが可能

鍵の受取・返却のためだけの出社や帰社、運転日報を紙に記入する手間が不要
管理者
アルコールチェックや運行日報の確認、記録の保管などが、専用のシステムで
一元管理
鍵の受け渡しや管理が不要


まとめ

 三菱オートリースでは、車両の利用者と管理者の、業務効率化や生産性向上の実効性について、

検証を行いました。車両予約から運転日報や車両点検およびアルコールチェック実施結果の記入、

車のドアの施錠・解錠まで、一連の社用車管理関連業務がスマートフォンひとつで完結することで

社用車利用における利便性が高まりました。

 また、物理的な鍵の保管場所と駐車場を行き来する手間・時間が削減され、自由度の高い働き方

が促進されるなど、『利用者の生産性が大きく向上した』との成果も得られました。

さらに、今後は車両の予約実績とドアの解施錠のログデータを照らし合わせて、車両の稼働状況を

把握し、最適な車両台数や利用方法の検討を進める予定です。

 今回ご紹介しました「新たな車両管理方法」につきまして、もう少し詳しく知りたいお客様は、

ぜひ、三菱オートリースにお声がけください。

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